【社長コラム】不動産への想い
2021年4月開業にあたり、不動産への想いを綴っておきたいと思います。私は田舎で生まれたせいか、あたり前のように、将来は自分の家を持ちたいと考えていました。
そこで23歳で結婚した翌年、ささやかな一戸建てを大阪府岸和田市に買い求めましたが、それが私と不動産の二人三脚?の始まりです。
その後東京に転勤することになりその家を売却しましたが、いつか関西に帰って住みたいという気持ちが強く、東京にいながら兵庫県西宮市甲陽園山王町という六甲山の麓に、大変な額を借り入れ8,800万円の土地を買いました。それは図らずも関西での不動産バブルの始まりの時期でした。その土地は瞬く間に値上がりし、数か月で4億5,000万円の値段が付いたほどです。しかしながらその当時政府はバブルを抑制しようと、短期譲渡の税率を引き上げていたため売却してもほとんど手元に利益が残らない状況でした。結局その土地は長期譲渡にあたる時期に1億3,000万円で売却し、借入金の返済をしたという結末です。
その後私は東京で生きていこうと決め、少しの頭金が貯まると不動産を買い求めるという人生が始まりました。私はその間ずっと『消費者』の立場で不動産と付き合って参りました。ただ『好き』というだけの一消費者です。
これからは立場を変え、不動産をお買いになる皆様に、私の40年にわたる消費者としての経験をもとに、お役に立ちたいと願っています。
当社は『親切で正直な、街の小さな不動産屋』です。『だからこそできる』と言われるような、親切で丁寧な仕事をお約束いたします。
2021年4月1日 麻布台不動産株式会社 代表取締役 柳澤秀美